<招き猫>は聞きますが<招き犬>は聞きません。
それは、猫と犬の能力の違いからくるものです。
犬は、飼い主を愛し、守る事が仕事です。
では猫は?
猫は「縁の紐」を繋いだり切ったりします。
飼い主に愛され感謝している猫は、
良い縁の紐を頑張って探して掴み、
飼い主へと繋ぎ、悪い縁の紐は切ります。
毎日、日向ぼっこしてるだけだな・・・と思っていても、実は視えない世界で、
せっせと邪気を祓っていたり、文字通り招き猫として、お客様を呼んでいたり。
その時の状況に応じて、こそ~っと「良い仕事」をしてたりするのです。
そして「良い仕事」をする=強いパワーを持っている=「気が強い猫」なのです。
あなたの近くにいませんか?気が強くて怖くて、つい可愛くないわ~と思ってしまう猫。
その猫が一番に、家族を悪い縁から守ってくれてたりするのです( ̄▽ ̄)
元保護猫達に、どうして1匹だけはぐれていたのか?聞きました。
黒猫君*僕はお母さんに似てなかった。お母さんと兄弟猫はサバトラだった。
「私に似てない子供は要らないわ」って、お母さんと兄弟は僕を置いていった。
黒猫ちゃん*私のお母さんは地域のボス猫だったの。私はと~っても強いコだった。
このまま私が育ったら自分がやられると思って「お前なんか潰れてしまえ!」って、
何度も押しつぶされそうになったけど、私は潰れなかった!(強かったから)
最後は兄猫に「お前はついてくるな!」って足でガンガン踏まれて置いて行かれたわ。
サバトラちゃん*私だけ身体が小さかったの。いつも兄妹から「出来損ない」って言われてた。
外を移動してた時、階段が登れなくて、そのまま置いていかれたの。
全く懐かない保護猫ちゃんに、どうして飼い猫になったのに狂暴なままなのか?聞きました。
「はぁ?あのねー!私は野良猫だったの!人間は敵!!狂暴じゃないと生きていけないの!」
野良猫から飼い猫になったけど、プチ家出した雄猫ちゃんを諭す地域のボス猫
「お前は<家猫>の切符を掴んだんだ。離すな。お前の家はあっちだ。家に帰れ。」
お母さん猫だから、何が何でも子猫を守る筈・・・なんていうのは、野生の世界にはありません。
保護猫だと言われても、中身が野良猫のままの場合は荒れます。
先輩猫*お母さんは、妹を甘やかし過ぎ!はしゃぎすぎ!俺のトイレを使うなんて、ムカツク!!
妹猫*お兄ちゃんがいない隙に使った~。あっちのトイレがカッコイイんだも~ん
先輩猫*このまま態度を変えなかったら、動けないように目を潰すわよ!
妹猫*大人猫なんて大っ嫌いよー!!私がてっぺん取ったる!
先輩猫*私よりカッコイイなんて、許セナーイ!!
新入り猫*野良猫の厳しさを知ってるから、このままココで暮らせるならアノコに合わせるよ。
じっくり1時間以上話を聞き、妥協点を探し説得する事で、問題解決しております(#^^#)